池田町 ／ T邸 ／ 娘、母

「木ごこちの良い住まい」で大好きな自然と共にある暮らしを

　スキー、山登り、サイクリング、カヤックと、長野県の大自然を愛しスポーツを楽しむため、兵庫県から４００kmの道のりを通い続けていたTさん。以前から検討していた移住を実現させようと具体的に動き出し、安曇野市を中心に土地探しを進める中で偶然出会ったのが池田町だった。
　「勇壮な北アルプスや白馬三山、さまざまな里山など、大好きな自然が身近なところに贅沢に揃っているんです。しかも土地は平らで自転車でも苦にならない。冬でも雪はほどほどなので、暮らしやすそうだと感じました」と、惚れ込んだ。その証に、初めて現地を訪れたその日に土地購入を決意。分譲地を手掛ける株式会社青い風との“木ごこちの良い住まい”づくりをスタートさせた。
　青い風は自然素材の家づくりで定評があり、移住相談や移住者のサポートも行っている企業だ。「山小屋風の建物ベースに細かな要望を伝えただけで、理想通りの住まいをビシッと提案してくれました。『さすがだな』と感心しましたね。きっと、この地を心から愛する遠藤社長や移住経験者でもある社員さんが、私の想いを深く理解してくださっていたのだと思います。
　そんなTさんが望んだのは、板張りの住空間、収納の工夫、薪ストーブ、そして風景を楽しめる大きな開口部や仕切りが少なく開放感ある空間など。
すべてが念願の信州での暮らしを満喫するために必要な要素だ。それらが叶ったこの家ならば、四季と自然を身近に感じられる心豊かで贅沢な時を過ごせるに違いない。（ナガノの家　2016年秋・冬号　vol.6掲載）