塩尻市 ／ Y邸 ／ 夫婦2人+子ども2人

土間空間で趣味を楽しむ家族のつながりを感じられる家

アイデアを掛け合わせ、デザインと機能の両立を実現

北から南へ、ゆるやかに勾配させた片流れ屋根が印象的なY邸。ご夫妻が共に生まれ育った場所に家を建てたいと、約3年前から家づくりをスタート。地域の人との縁がつながり、この土地
に決めた。
アウトドアが趣味のご夫妻。「将来のことを考えたら平屋がいい。そして室内にいながらも趣味を楽しめる土間がある家に」と希望した。本誌『ナガノの家』の施工実例からさまざまな会社を検討する中、選んだのはアイワショウ。寄り添ったヒアリングから生まれた、自然素材をふんだんに取り入れた土間空間のある平屋プラン、アウトドア用品が収まる収納のほか、「オーガニックハウス」の外観デザインの美しさにも惹かれ、家づくりを託した。
なんといっても特徴的なのは、玄関から収納、LDKへと長く続く土間。「真夏でも家の中は快適。土間の上を裸足で歩くのが心地良くて」と奥さま。奥行きのあるLDKは、どこにいても家族の気配を感じられるつながりも併せ持つ。こだわりの設備や照明は何度も打ち合わせを重ねたもの。住むほどに味わいが増す自然素材の温もりと、美しい外観デザインもポイント。16kWと大容量の太陽光発電パネルを搭載し、機能性も申し分ない。
理想を叶えた家は、趣味の時間がより充実したものに。スノーボードの手入れをする、みんなでパンをこねる…など、好きなことに夢中になる時間を過ごすうちに、近くに住む家族や友人が気軽に集う場となった。住まいがくれた人とのつながりに、ご夫妻の笑顔が弾けていた。（ナガノの家 Vol.23（2025年春夏号）掲載）