松本市 ／ T邸 ／ 夫、妻、長女

アイワショウ｜木の香りに癒される 時が経つほど価値を増す家

近代建築の巨匠の思想を継承する
流行を超えた美しい外観

　T邸に足を踏み入れると、芳しい木の香りがふんわり。独特の自然で柔らかな風合いを醸し出す床材のヤナギスギや、コテ跡が美しいスペイン漆喰の壁など、自然素材がふんだんに使われた空間に自然と心が安らぐ。

　「自然素材が標準仕様というのが、アイワショウさんを選んだ一番の決め手。実際に身を置くと、香りや手触りすべてが気持ち良く、リラックスできます。子どもも思い切りハイハイできそう」とご夫妻は声をそろえる。育児に奮闘中のご夫妻が何より重視したのは、心地良い空間でのびのびと子育てできること。特に奥さまは家事動線にこだわり、「いずれ来る仕事復帰に備えて、忙しい朝でもスムーズに準備ができるように」と希望。キッチン、洗面所、ファミリークローゼット、玄関をぐるりと回れるレイアウトは見るからに利便性がよさそうだ。

　また将来年老いたときのことを考え、つくりは平屋に。屋根には15・91ｋＷと大容量の太陽光発電パネルを備え、35年の長期保証付き＆オール電化のＴ邸の昼間の電力を余裕で賄い、夏場は余剰電力の売電も可能だという。

　しかし最も目を引くのは、その洗練された外観。近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの思想を受け継ぐ「オーガニックハウス」で建てられており、“世代を超えて住み継ぐ家づくり”という同社の精神が表現されている。心地よさとデザイン性を併せ持つ唯一無二の家で、家族の歴史を紡ぐ日々が始まった。
（ナガノの家　Vol.23　2025年 春・夏号掲載掲載）