塩尻市 ／ モデルハウス

良質な素材と色あせないデザイン
世代を超えて住み継がれる家

世界的建築家の精神を受け継ぎ、デザインと性能を兼備する

　近代建築の三大巨匠のひとり、フランク･ロイド･ライト。自然との調和を目指し、内と外を曖昧に分ける建築空間や、地平線と平行に伸びる水平ラインなどを特徴とし、100年が経つ現在でも色あせることなく、多くの人々を魅了し続けている。そんなフランク･ロイド･ライトが提唱した「有機的建築」の思想を受け継ぐ「オーガニックハウスR」。そのモデルハウスが今年11月、塩尻市広丘にオープンした。

　均整のとれた美しい外観は、塗り壁の豊かな風合いと２階に設えたコーナー窓、その下の磁器タイルがアクセント。屋内に進むと、スペイン漆喰や無垢床といった自然素材と、リビング上の折り上げ天井や和室を照らす間接照明の柔らかな光が相まって、穏やかで心地よい空間が広がっている。ユーザーに共働き世代が多いことから、「歩いて10歩で家事ができる家」がコンセプト。キッチンからパントリー、ランドリールーム、玄関へと抜ける回遊動線など、ストレスのない家事動線を採用。性能面では、40年保証付きの太陽光パネルと、13.5kWの蓄電池が標準仕様となり、災害時への備えも万全だ。

　さらに断熱性能も備えた塗り壁とウレタン断熱を合わせたＷ断熱、YKKＡＰのアルゴンガス入り樹脂サッシなどにより、高い気密・断熱性も実現。基本性能の高さから、ランニングコストも最小限に抑えることができる。自然素材が醸す温もりと伸びやかで美しい空間、さらに高い基本性能に裏打ちされた快適さ。そんなAIWA匠ならではの「オーガニックハウス」の魅力を、ぜひ実際に体感してほしい。（ナガノの家　Vol.21　2024年 春・夏号掲載掲載）