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松本市 / M邸 / 夫、妻、長女、長男
敷地に逆らわないプランで
明るさと眺望を獲得
つくり手の工夫が随所に宿る
南信ご出身のMさんご夫妻。ご主人の仕事の都合で数年おきの引っ越しを繰り返していたが、しばらく松本に留まれることになり、子どもの進学も考慮して家を建てることを決意した。「実は、私の実家をリフォームした会社がサンプロさん。親身な対応が好印象で、自分たちの家を建てるときにもぜひサンプロさんにお願いしたいと思っていたんです」という奥さまの意向で、家づくりがスタートした。
新規購入した土地は南北に細長く、しかも隣家に囲まれた場所だったが、ご夫妻から出された要望は「日当たりのいい明るい住まい」。そこで「建物の形は敷地に添ったL字型に。そして光や眺めを遮る建物がない東南方向に大きな窓を設け、リビングダイニングにたっぷりと日が差し込むようにしました」と設計担当の鎌倉さん。敷地の制約がある中、Mさんの要望を最大限叶えるために考えたゾーンプランは10種類以上。「ひとつひとつ確認しながら、暮らしやすいプランを一緒に考えてくれました」とご主人も振り返る。
奥さまがこの家の中で最も気に入っているのは、子ども達の遊び部屋にしている和室からダイニング、リビング、庭までを見渡せる広々としたキッチン。「コーディネーターさんがたくさんのやりとりを重ねてくれたおかげで、すべてが好みのテイストに仕上がりました」と笑顔に。子ども達が楽し気に遊ぶ様子を見守りながら夕食をつくり、ご主人の帰りを待つ。この家で繰り返される幸せな日常が、ありありと目に浮かんできた。
(ナガノの家 Vol.12 2019年秋・冬号掲載掲載)