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安曇野市 / T邸 / 夫、妻
安曇野の山並みを望める場所に、新居を構えたご夫妻。家づくりはウェブでの情報集めからスタート。いくつかを比較検討するうちに気づいたのは、「知ること、理解すること、想像すること。そして細部にこそ手を抜かないこと」の大切さ。その結果、たどり着いたのが完全自由設計のサンプロ。断熱や耐震といった基本性能の高さに加え、設計担当者の自宅見学の折、「生活動線の工夫やシンプルな内外観から、自分達と感性が似通っているな」と感じたのだという。
共働きのご夫妻にとって、効率のいい生活動線は最重要ポイント。「見せる収納は苦手なので」と、扉のあるしまう収納を選択し、空間はシンプルに徹した。結果的に生まれたのが、スペースのゆとりや広い壁面。ご主人が「余白」と表現するその部分が素材の上質感や空間の品格を高めている。またT邸で印象的なのが、リビング上部の大きな吹き抜け。高さ5.4mの吹き抜け天井は独特の色ムラが美しいレッドシダー張りで、ナチュラルテイストの空間にリズムをプラスしている。一方でダイニング・キッチン側には天井を設け、ほっこり落ち着ける雰囲気に。キッチン横のパントリーからは水回りにも直行でき、テーマである“効率の良い生活動線”はここでも真価を発揮している。
「よく、『3回建てないと満足いく家ができない』と言いますが、いい意味で裏切られました。最初の提案から始まり、素敵なスタッフさんと一緒に楽しい家づくりができたことに大満足」と語るご夫妻。その穏やかな笑顔から、日々の暮らしの快適さが伝わってきた。
(ナガノの家 Vol.14 2020年秋・冬号掲載掲載)