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須坂市 / K邸 / 夫、妻、長男
広がりと落ち着きを両立
内と外の中間域を活かして
「静かなる開放感」を味わう
当初は市街地のマンション購入を検討していたというKさんご夫妻。いくつかのモデルルームに足を運んでみたところ、思いのほか狭くて暗がりが多い印象を持ち、「やはり庭のある一軒家の方がいいのでは」と新築へと舵を切った。依頼先はサンプロ。展示場を見て回る中でひと際印象に残り、担当した建築士・森川さんの人柄の良さや知人の後押しもあったことから、迷わず依頼を決めた。「実際の家を見せていただいた時、丁寧につくられているのを実感できたのも大きい」と振り返る。
住宅地の一角に建つK邸だが、南面は車や人通りの多さが気になる立地。他3面には隣家が迫っていることもあり、周囲からの視線を遮りつつも開放感を生み出すことが課題となった。そこで提案されたのが、中庭を囲むように建物を配置し、屋内と屋外をつなぎつつ視線を遮る手法。「プライバシーが保たれているのにとても明るくて、伸びやかな感じがします」と奥さま。「土間がポイントかな。履物の脱ぎ履きができてサッと外に出られる。デッキで星空を眺めることも多いですよ」とご主人も笑顔だ。
他にも、子育てに重宝するダイニング脇の小上がり和室、時短かつ外干しが叶う家事動線、開放感抜群の書斎、裸足が心地良い無垢フローリングなど、ご夫妻の暮らしに則したきめ細やかな配慮が行き届いている。「これから庭に畑をつくるつもり」とご主人。マンションでは叶わない“庭のある家”ならではのライフスタイルを、Kさんご家族は最高の環境で楽しんでいる。(ナガノの家 Vol.17 2022年 春・夏号掲載掲載)