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安曇野市
『北アルプスと共にある 広く明るいLDK』
安曇野市の主要道路は、かの北アルプスと並走するようにのびている。この土地に住む人々は昔から、朝日が北アルプスを照らすと共に一日をはじめる日々を送ってきたのだ。
そしてこの家は、その愛すべき北アルプスをいつでもLDKから眺められる家だ。
キッチンで料理をしながら。
ダイニングで朝食をとりながら。
家族でソファに座りながら。
日々のふとした瞬間に「美しい北アルプスを望むことができるように」と工夫された空間演出は、建築士からこの家に住む家族への贈り物。さらに吹抜けや南側の壁には窓がたくさん設けられ、広々とした空間はあたたかな光であふれている。
これは、この土地のおおらかな自然を一身に感じながら毎日を過ごせる家。学び、遊び、笑い、眠る。そしてまた一日をはじめるのにぴったりな、そんな家となっている。
『ゆるやかに実家とつながりながら、子どもの成長を見守る設計』
北アルプスを背景に子どもたちが走り回れる庭は、実はご主人の実家と共有している。2つの建物の配置関係は、どちらの家にもきちんと南からの光が入り、風通しがいいように設計。
庭を介してゆるやかにつながることができる敷地内同居だ。これにより、ご両親の生活をサポートしながら、子どもたちの成長を見守ることができる環境に。ちょうどいい距離感のなかでお互いを気遣いながら、子どもたちの笑い声を共に感じる家族のかたちが実現した。
『質感と使いやすさを考慮した内装で、すっきりモダンな空間に』
モダンですっきりとした印象のインテリアは、ヴィンテージチークの濃い茶×白を基調に。やわらかで有機的な木目を描く無垢床に、吹抜けから陽光が降りそそぐ。それぞれの材が持つ質感を引き立てあい、爽やかで美しい空間となった。
さらに収納設計もまた、この家の「すっきりさ」に貢献している。適材適所に設けられた収納は、空間に溶け込むようにそれぞれ設置。リビング、キッチン、パントリー、洗面脱衣場や玄関、寝室といった場所に、必要なものを必要なぶんだけ必要な場所に収められる収納を。
これによって共働きのご夫婦が短い時間で感覚的に「あれはここ、これはあそこに」と片付けができ、さらに在庫管理も容易に。収納の在り方が、暮らしのスムーズさにつながっている。見た目だけでなく、ライフスタイルも「すっきり」となるよう設計されているのだ。
『2階の一角に、仕事モードのON/OFFができる書斎を』
家で仕事をするーー。
今やスタンダードとなったこの働き方は、仕事モードのONとOFFを自然におこなえることが重要で、その空間の作り方も建築士の腕の見せ所。
その意味で、この家の2階にある書斎は奥様と建築士が共に作り上げたこだわりの空間だ。この「仕事空間」は、LDKや寝室といった「暮らしの空間」としっかり分かれているため集中しやすく、まるで小さなお城のような場所。
資料や本をたくさんしまえるブックシェルフ。
休憩したいときにも使える腰掛けスペース。
オーダーメイドでつくった机はパソコンを置いたときのからだとの距離感がちょうどいいところもポイント。約3帖ほどのこの場所に、仕事を効率よく進められるアイデアが詰まっている。
『高断熱で、安曇野の冬も家族全員があたたかく過ごせる』
家の居心地のよさに大きく貢献するのは、性能や空気感という「見えない箇所」だ。そんな見えない箇所こそ大切にしたいという思いから、この家では高断熱であることにもこだわっている。
主要な窓には、熱が逃げにくい真空トリプルガラスを用いた樹脂サッシを採用。断熱材には熱を伝えにくくする自然素材のセルロースファイバーを。これを隙間ができないように充填する職人の高い技術力が、この家の断熱性能に貢献している。
こうして外気温の影響を受けにくくし、吹抜けがあっても心地よい空間を実現。さらに、寒冷地エアコンを使って効率的に室温を調整することもできる。
見える箇所にも、そして見えない箇所にもこだわりを詰め込み、ご家族のスマートで美しい暮らしを支える家。そんな家が、安曇野にまたひとつ誕生した。
『モダンなモノトーン。どこから見ても魅力的な外観』
室内でポイントとして使われているブラックは、外観では大胆に存在感を放っている。
白×黒のモノトーンに、レッドシダーの羽目板。光の角度によってグレーにも見えるニュアンス深い黒が印象的だ。
あえて軒ゼロにし、どの角度から見てもスタイリッシュ。「すっきりとしていてモダン」という家全体の共通テーマをそのまま体現したような、魅力的な外観となった。