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茅野市 / S邸 / 夫、妻
150年前に移築されたご実家の納屋を、二世帯化のためにリノベーションしたS邸。ブラックウォールナットの無垢床の高級感や掘り込み式のサンクンリビングなどが醸す洗練された雰囲気に、うっとりと見惚れてしまう住まいだ。
もともと仕切りの少ない空間だったが、南側にLDKを配置するとダイニングの中央に太い柱が残ってしまうなど、理想の間取りと躯体強度の両立はひと筋縄ではいかなかった。そこでサンプロが提案したのは、柱を2本にして強度を確保し、開放的なLDKを叶える方法。緻密な計算による耐震補強やシミュレーションをもとにした断熱施工なども施し、安全性や四季を通じての快適性にも万全の配慮がされている。さらにきれい好きなご主人が希望した勝手口から浴室へ直行できる動線など、ライフスタイルに添った工夫もあちこちに。「玄関から続く土間と開放的な吹き抜けは、4年前にサンプロさんで改修してもらった母屋との共通点なんですよ」というご主人の言葉からは、ふたつの家族をつなぎたいという深い思いも感じられる。
吹き抜けに走る立派な梁は、堂々たる風格がまるでLDKの守り神のよう。歴史や絆を受け継ぎつつブラッシュアップを遂げた新居は、今後の暮らしも末永く見守ってくれるはずだ。
(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.6掲載)