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松本市 / N邸 / 夫30代、妻30代、長男7歳
― 高性能とゼロエネで今もこれからも安心な家 ―
我が家の感想を奥さまに尋ねると、「木目がたくさんで落ち着きますね」という答えが。あらゆる箇所に現れた木目を眺めながら、「素材感にはこだわりました」とご主人も続ける。ご夫妻共通の好みである“和モダンの家”に、サンプロの家づくりの特徴である“自然素材”を積極的に取り入れたいと、設計士らと打ち合わせを重ねてできた住まいだ。
“和モダン”を演出する塗り壁は、昔ながらの日本家屋に使われた土壁のような風合い。家全体をアースカラーで統一したいと、色数は極力抑えたという。既製品を使う場合は「いかに質感豊かに見せられるか」を工夫すべく、コーディネーターと頭をひねった。
「なるべく自然の力で住まいの心地よさを保ちたい」という考えから、太陽や風の恵みを活用するパッシブデザインを取り入れたN邸。そのメリットを最大限に活かそうと同時に家の性能にもこだわり、高気密高断熱、太陽光発電などで国の「ゼロエネ住宅」認定を受けている。「暖房は床下に設置したエアコン1台。足元からじんわり温めてくれるのが嬉しいですね」と奥さま。国内最高レベルの高い耐震性能も相まって、将来までずっと安心して暮らせる住まいとなった。
― 心から信頼できる家で始まった新しい暮らし ―
この家でひと夏を越し、快適さを実感したNさん一家。「朝の涼しいうちに窓から風を入れたら、夕方まで窓は閉めきり…というスタイルで、エアコンいらずで過ごせました。気密性と断熱性が高い証拠ですよね」と奥さま。「寒さは苦手。とにかく寒くない家を」と計画時に希望したいというご一家が、これから新しい家で初めて体験する冬の暮らしをどう評価するかが楽しみだ。
細部まで配慮してもらったマイホーム。そのおかげか、入居した時からもう何年も暮らしているように馴染むことができたという。「リビングのソファーで音楽を聴きながら、いつの間にかうたた寝して、子どもに起こされる…なんて何気ないひとときが幸せ。たぶん、家に対する信頼感があるからだと思います」とご主人。ご夫妻ともに口を揃えて「この家そのものがお気に入り」と言えるのも納得できる。
手つかずのエクステリアの予定を尋ねると、「雑木の庭づくりをしたい」とご主人。関西にいたころは虫が苦手だった長男が、こちらに来てからすっかり生き物好きになったのだとか。「自分の家で虫取りできたら楽しいじゃないですか」。広い庭には芝生も敷き、思う存分遊べる空間を作りたいと、近い未来を思い描いている。(ナガノの家 2016年春夏号 vol.5掲載)