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上田市 / K邸 / 夫婦2人
余白で完成する美がある
この家に住んで、それを知った
非日常感を醸す空間演出と
心ほどける居心地の良さが共存しているから
多彩なシーンを満喫したい今も
ゆっくり過ごしたい将来も
きっと受け止めてくれる
建築士が〝あえて〟つくりこんだ余白に
今日はどんな美しい情景が重なり合うだろうか
印象的な表情を演出し、住まい手の心を満たす空間
「余白」の発想が生み出す
洗練された居心地の良さ
「希望は、ホテルのようなセンスと居心地の良さを併せ持つ」。そう語るKさんご夫妻の新居は、ホテルや美術館を連想させるアーバンモダンなたたずまい。テーマカラーは、濃淡でバリエーションを付けたグレーと黒。造作棚や階段、柱などの木部に塗装を施し、ナチュラル感を程よく抑えて全体の雰囲気にマッチさせている。
洗練を極めた空間の鍵が「余白」だと教えてくれたのは、建築士の森川さん。「空間を美しく魅せるため、壁面の使い方をひと工夫しました。キッチンやデスク周りのドアや棚、収納などを隠し、生活感をシャットアウト。すっきり暮らせるように全体計画しています」。ご夫妻が求めるハイセンスでくつろげる住まいを叶えたのは、ノイズをそぎ落として美しさを導き出す手法。建築のプロフェッショナルによる“引き算の発想”が見事だ。
笑い声が響き合う
友と過ごすマイホーム
高校の同級生だというご夫妻には共通の友人も多く、友人を家に呼んでワイワイ過ごしたいというのが新築時の夢のひとつ。「この家のおかげで夢が叶いました」と奥さま。折ごとに友人が集っては楽しい時間を過ごし、そのまま泊まっていくことも多いのだとか。ダイニングとリビングがL字にゾーニングされたレイアウトは、「テーブルで飲んでいる人、ソファで寝転がっている人…など、みんなが思い思いに過ごしてくれたらいいな」と、にぎやかに過ごすひと時をイメージしながら考えたものだ。
玄関ポーチとひと続きのワイドなテラスもK邸の特長。テラス窓を開けるとフラットに続く土間へ、そしてリビングへと、屋内外が自然につながっていく。そんな開放感のあるつくりのおかげで、「BBQをするときは、テラスから上がってくる友だちもいますね(笑)」とご主人。そんなウェルカムでおおらかな雰囲気もまた、K邸の魅力だ。(ナガノの家PREMIUM 2024掲載)