山ノ内町 ／ W邸 ／ 夫、妻、長女、長男、祖父、祖母

祖父母が暮らす純和風の木造家屋から　快適にアップデートした二世帯住宅へ

故きを温ねて
住まいを慈しむ

見晴らしの良い高台に建つ純和風のW邸。祖父母が細部までこだわって建てた木造の日本家屋は、家族の大切な思い出がたくさん刻まれた、思い入れある家だという。
同居を申し出たのは、孫であるＷさん家族。ご主人が家業を継いだ時期と新居探しの時期が合致し、祖父母ふたり暮らしでは広さを持て余していたことから、祖父母と孫家族という二世帯住宅への改修を決めた。
孫家族との同居には大賛成だったが、リフォームに対しては不安もあったという祖父母。「大切な家を壊したくない」という思いを汲みとり、建物の歴史や職人の技など、次世代へ伝えていくべき古き良き部分は見事に活かし、かつ若い世代が住みやすい、快適な空間へと生まれ変わらせた。
「依頼するリフォーム会社は、迷いなくサンプロさん一択でした」と奥さま。同社が手掛けた実例を見る中で、ここなら希望をすべて叶えてくれると確信したそう。「築40年の木造住宅なだけに冬はとにかく寒かったんですが、今ではどこにいても暖か。高い気密性と断熱性、そして暖気の流れの動線に、住んでみて心底感動しました」とご主人。
これからの時代にぴったりな新しい
二世帯同居のカタチ。それぞれが今の暮らしを楽しんでいる様子が印象的だった。



（ナガノの家リフォームリノベーション　Vol.8掲載）