飯山市 ／ 丸山邸 ／ 夫、妻、長女、次女、三女

ご主人のこだわりを詰め込んだデザインと性能が融合した家

　ご主人の実家に同居していたが、次女も小学校に入り手狭になったことから新築を決意した丸山さんご一家。ちょうど近所で松村デザインの完成見学会があり、見学しながら話を聞いてみると、「自分の感性と似ていて、もっと詳しく話を聞きたいと思った」とご主人。地元の工務店であることも決め手になった。
　希望はシャープでモダンな住まい。「いろいろ悩みましたが的確なアドバイスを受けつつ、イメージを膨らませていきました」と、モノトーンをベースに、青を差し色に使い家全体をデザイン。広いＬＤＫは天井から床、窓枠まで内側は白で統一。構造上必要な筋交いも色にこだわり、さらに棚を付けるなどのアイデアを加えた。また冷蔵庫やピアノなど、置く場所や置く物をしっかり決めてからそのサイズに合わせ家具を造作するなど、空間の繋がり、色の繋がりを意識したという。
　ＬＤＫと回遊できる効率のいい家事動線は奥さまの希望。バスルームを使っている時でも気にせず洗濯ができ
るよう家事スペースを別に設け、洗う、干す、しまうの動作を1カ所にまとめた。床のＰタイルは「自分たちで色を選んで、好きな場所に貼りました」と家族の思い出の場所に。「思い描いた通りの理想の家が完成して大満足」というご主人。これから裏庭にスラックラインの練習場を作る予定と、まだまだ家づくりの楽しみは続くようだ。（ナガノの家　2016年秋冬号　vol.6掲載）