軽井沢町 ／ T邸 ／ 夫、妻、長男

つい長居したくなる心地よさ。インテリアが映えるお洒落な家

　お子さんが生まれてから、物の多さが気になってきたというTさんご夫妻。「息子が自由に遊べ、友達を気軽に誘える暮らしがしたい」と思ったのが、新築のきっかけだった。もともと大のインテリア好きの奥さまだけに始めはワクワクだったが、情報を集めたり展示場に足を運んだりするうち、「家づくりの当たり前や、“こうあるべき”という情報に疲れてしまって」と迷子になる時期もあったという。改めて自分たちの求める暮らしと住まいを考え、再スタートを切った時に知ったのがトモノ。「カッコよさに惹かれて話を聞きに行き、3日後に契約を決めました」。決め手はトリプルサッシや床下エアコンといった充実の標準仕様と、「この人と建てたい」と感じさせるスタッフとの出会いだった。

　コンセプトのベースは「暮らしを楽しむ家」。家族それぞれの好きなものを詰め込んで、楽しく暮らせる家が欲しいと考えた。一方で、家で過ごす時間が貴重な共働き夫婦ゆえに、「家族の存在を感じる、つながりのある家」もキーワードに。コンセプトが決まると家づくりが一気に楽しくなったといい、「ふたりで間取りを描いていて、気づくと夜中の3時…なんて日もありました」と笑う。

　住み始めて半年弱。「子どもとの時間をもっと充実させたいと思っていたので、家事動線が整って時短できたのは嬉しい」と話す奥さま。「家づくりを心から楽しめたのも、建ってみたらとても快適なのも、“人”と“性能”にこだわったおかげかな」と笑うご主人の満足げな様子が印象的だった。

（ナガノの家　Vol.15　2021年 春･夏号掲載掲載）