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佐久市 / U邸 / 夫、妻、長女、次女
連続窓で景色を屋内へ
外とのつながりを持つことで
開放感と居心地の良さを実現
出産を機に土地探しを始めたUさんご夫妻。利便性が良く、南側が伸びやかに開けた環境の良い土地と運良く出会え、念願の家づくりをスタートさせた。子どもたちが巣立った後を見据え、「コンパクトでも暮らしやすい平屋がいい」との思いを持ち、大手も含めいくつかのビルダーを見学。ご夫妻が抱いていたイメージにもっとも近かったのが、トモノの家だった。
ヒアリングの時に伝えたのは、生活のしやすさと開放感、そしてあふれがちな衣類・靴の収納を十分に確保したいという3点。2回目の打ち合わせで上がってきた図面が「自分たちの理想にピッタリ」だったため、ほぼこのプラン通りでの依頼を決めた。
南側に建物がない立地を生かし、リビングダイニングは4つの連続する掃き出し窓で広さと開放感を演出。「リビングにいても、オープンエアのカフェにいるような心地よさが感じられます」。またご夫妻ともにアパレル販売という仕事柄、どうしても溜まってしまう洋服と靴の収納はファミリークローゼットが解決。「ランドリーからも玄関からもアクセスしやすい場所で動線がスムーズなうえ、1カ所に集約したために片付けもラク。家事効率がグンとアップしました」と奥さまは嬉しそうだ。
夕方になるとご夫妻が取り寄せた照明が灯り、シンプルな空間に華やぎと個性が加わる。「この眺めと心地よさ、ひたすらリラックスできますね」とご主人が話すように、ステイホームの時間がかけがえのないものになる、愛すべき我が家ができあがった。
(ナガノの家 Vol.16 2021年 秋・冬号掲載掲載)