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佐久市 / O邸 / 夫、妻、長女
早く帰りたくなる、居心地のいい家を求めて
落ち着いた佇まいながらモダンで存在感があり、道ゆく人の目を惹きつけるO邸。「居心地のいい家が欲しかったんです」と話すのは、この家に暮らすOさんご夫妻だ。結婚と同時に家づくりを考え始め、一年ほどの検討期間を経てテーマに据えたのは、“早く帰りたくなる、カフェのように居心地のいい家”。建築は、デザインに定評のあるトモノに依頼。「どの家もそれぞれ違い、一棟ごとに住まい手に寄り添ってつくられていますよね」と奥さま。ご主人も「性能の高さや建築家が設計することも決め手でした」と振り返る。ご夫妻がまず取り掛かったのが、同社のヒアリングシートへの書き込み。「楽しくてあっという間に書き上げた」というシートを提出すると間も無く、ふたりの思いを余すところなく反映したプラン案が。「ワクワクしながら見始めると、動線や収納などにまで細やかな配慮が行き届いていてびっくり」と驚きを振り返るご夫妻。ほぼ当初のプラン案のまま家づくりは進み、昨年秋に待望の新居が完成した。
暮らして一年。“カフェのような居心地”を叶えた家は、家で過ごす時間を満たすばかりでなく暮らしの感覚をも変えたという。奥さまは「家事のために生活が寸断される感覚がなくなった」といい、ご主人も「嫌で仕方なかった家事が苦にならなくなった」と目を丸くする。「家次第でここまで変わるものなのですね」とご夫妻。時間をかけてたどり着いた住まいはご家族の日常をゆとりで包み、穏やかな暮らしの礎になっている。(ナガノの家 Vol.21 2024年 春・夏号掲載掲載)