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佐久市 / M邸 / 夫、妻
仕事をするのも、日々暮らすのも同じ家
寝る、食べる、働く、くつろぐ、集う
色々な役割を担う家だから、懐が深くてやさしい家がいい
心豊かでいられる家がいい
3匹の愛猫と夫妻の住まい
脱、窮屈な暮らし。身も心も解放される環境へ
「住むのも働くのもずっと同じ家の中。一日中狭い空間で過ごしていると、息が詰まるようだった」と話すのは、以前は東京のマンションに暮らしていたMさんご夫妻。コロナ禍により夫婦そろって家で仕事をするようになって以来、住環境に大きなストレスを抱えるようになったという。やがてふたりの勤める会社がリモートワーク主軸の方針を打ち出すと、豊かな自然を求めて佐久への移住を決めた。
建築は、大空間・大開口を得意とするエムスタイルハウスに依頼。「家は、仕事の場であり暮らしの場。エムスタイルさんのつくる開放的な家は、まさに求めていた環境でした」。家づくりにあたり夫妻が要望したのは、3匹の愛猫たちとのびのび暮らせること、吹き抜けを介してお互いの気配がわかること、仕事や暮らし、集いなど、さまざまなシーンが快適に叶うこと。つくり手との信頼関係を築きながら、身も心も解放される理想の住まいを完成させた。
仕事と暮らしと愛猫と心晴れやかに日々を編む
完成した住まいは、ダイナミックに空間が開けていく吹き抜けリビングのある家。見上げると大きな窓から空が見え、家にいながら屋外にいるような開放感が味わえる。階段下のワークコーナーや2階のフリールーム、小上がりの畳スペースなど、家のあちこちにある居場所は、それぞれ独自性を保ちながらも吹き抜けを介してつながり、一体感がある。「どこにいてもひとつの空間を共有している感覚」と奥さま。ご主人も「心まで解き放たれるよう。東京にいた時とは時間軸まで違う気がする」と話す。転居して以来、ご夫妻は丁寧な暮らしを好むようになったという。庭でハーブを育てたり、バルコニーでお酒を楽しんだり、友人を招いて気ままに過ごしたり。「スローライフが板についてきた」と嬉しそうだ。
週に2、3度東京に通いながら、家での時間を慈しむ日々。思い思いの場所でまどろむ愛猫たちに目を細める夫妻の笑顔が素敵だった。
(ナガノの家PREMIUM 2024掲載)