長野市 ／ K様邸 ／ 夫、妻、長女、夫の父、夫の母、猫4匹

４匹の愛猫と暮らす 三世代家族の住まい

　「３世代が一緒に過ごせる家にしたかったんです」と話すKさんご夫妻は、新築を機にご主人のご両親との同居をスタート。２歳になる愛娘がおじいちゃん・おばあちゃんと触れ合う日常は、夫妻が憧れていた暮らしだ。「社宅で育ったので、ひとつ屋根の下大家族で過ごせる嬉しさはひとしお」とご主人の笑顔がこぼれる。


　もうひとつご夫妻が大事にしたのが、愛猫たちにとっても住みやすいこと。Kさんご夫妻とご両親はそれぞれ２匹の猫と暮らしていたことから、同居すると愛猫は４匹に。猫たちの性格や相性にも配慮し、もともと一緒に過ごしていた家族の寝室に猫用ドアを設け、安心して過ごせる場所を確保。一方で家中を自由に遊び回れるよう、リビングやホール、クロークなどへも出入りできるようにした。見渡すと、飾り棚のように空間に自然と溶け込むキャットウォークがそこかしこに設けられ、２階の一角には換気設備を備えた猫用トイレも完備。「４匹が合流して間もないので、まだお互いに様子を見ているところ。慣れたら４匹でのびのび遊んで欲しいです」と話す。


　リビングの向こうには庭スペースが広がっている。「少しずつ手を入れて、家族で楽しめる庭にするつもり」とご主人。３世代家族と愛猫たちの暮らしは、これからますますにぎやかになりそうだ。（ナガノの家　Vol.16　2021年 秋･冬号掲載）