中野市 ／ S邸 ／ 夫、妻

回遊動線でゆとりある暮らし シック＆モダンな塗り壁の住まい

地域の気候･環境を深く理解し 快適＆エコな住空間をデザイン

中山間地の傾斜を活かした、見晴らしの良い高台にあるS邸。ニ世帯で共有する敷地の特性を見極め、眺望の素晴らしさを存分に享受できる住まいを生み出したのは、山で暮らし、自然を愛する人々が働くツチクラ住建。「リビングや２階からの眺めは、ここでしか味わえないとっておきの景観」とご夫妻は目を細める。
　同社との出会いは、奥さまのお兄さまからのアツい推薦。「だから初回から、『ツチクラさんに頼もう！』という気満々で打ち合わせに臨みました」と奥さま。顔合わせからファーストプランまでを担当した設計の服部さんは、S家の生活スタイルや休日の過ごし方などを丁寧にヒアリング。「モデルハウスやOBさんのお宅も積極的に見せてくださって。当初は『こんな家がいい』という具体的な希望はありませんでしたが、実際の暮らしぶりを見せていただき、だんだんイメージが固まってきました」とご主人は振り返る。
　収納や水回りの充実、家事をサポートする回遊動線、さらに同社の基本である高気密・高断熱仕様で、「これが“快適な暮らし”なんだと実感しています」とご夫妻。「兄のアドバイス通り、ツチクラさんで建てて大満足。今夏の猛暑でも家の中は爽やかそのものだったし、片付けや料理がスイスイ進みます。暮らしにゆとりが生まれました」という奥さまの言葉が、新居の心地よさを物語っていた。（ナガノの家Vol.21（2024春夏号）掲載）