飯綱町 ／ A邸 ／ 夫、妻、長女、長男

機能性とデザイン性を兼ね備えた 開放的な吹き抜けのある暖かい家

カッコいい外観と動線が計算し尽くされた内観

奥さまの出身地に構えた、グレーの塗り壁がシックな印象のA邸。設計と施工は、同エリアを拠点とする「ツチクラ住建」に依頼。同社が建てた知人の家を訪問した際、機能性・性能の高さを実感していたためだ。「真冬なのに半袖で過ごしていて（笑）それくらい暖かく快適で驚きました」と奥さまは振り返る。加えて、一世一代の家づくりのパートナーとして決め手となったのはスタッフの人柄だった。「フランクで温かくて。人と人とのお付き合いができると確信しました」と奥さま。担当者の尾崎さんと池田さんは、ふたりのお子さまとも大の仲良しで、信頼関係の高さがうかがえる。

「とにかく家事を楽にしたい」という奥さまの要望を反映し、玄関からシューズクローゼットやパントリー、キッチンへの動線をスムーズに。WICは１階中央に配置し、スルーすることもできる回遊性に優れたデザインを実現した。もうひとつの大きな特徴は、LDKと２階ホールをつなぐダイナミックな吹き抜け。当初懸念していた「吹き抜け＝寒い」イメージを「ファースの家」という工法により高い断熱性と気密性を確保することで払拭し「かっこいい吹き抜けは絶対！」というご主人の願いを叶えた。「機能性とデザイン性は両立できるんですね。過ごしやすく素敵な家に仕上がって嬉しい」と顔を見合わせるAさんご夫妻。伸び伸びと家中を巡るお子さまも含め、家族みんなが笑顔で満たされていた。
（ナガノの家Vol.22（2024秋冬号）掲載）