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松本市 / M邸 / 夫、妻、長男、次男
決して派手ではないのにふと目に留まり、じっくり眺めてしまう家。そんな第一印象をご夫妻に伝えると、“我が意を得たり”とにっこり。新築に向けて最初に動き出したのは、家事も育児も器用にこなすご主人だった。
以前からの知り合いだったという小林創建の常務・斉藤さんに手始めに相談したところ、「一度モデルハウスを見に来てよ」と一言。なんの事前知識もないまま同社の“クラフト”に訪れたところ、最初に気に入ったのは奥さまだったという。「私は特に住まいにこだわりはないタイプ。でも、“クラフト”の上質感のあるデザインには惹かれました。『これなら飽きずに年を重ねても住めるね』って」。
漆喰の壁や天井、無垢フローリングの床が標準仕様という点も、ご夫妻のお気に入りポイント。建具や収納の多くが造作なのも“クラフト=工芸作品”という意味を持つこのシリーズならではのこだわりで、同社の技術力の高さが存分に活かされている。追加の希望は、明るさと風通しの良さ。そこでどの部屋にも窓を設け、風向きや季節に応じて風通しをコントロールできるようにした。またキッチンに隣接した水回りや2階ホールの小さなデスクコーナーなど、スムーズに家事ができる工夫は、奥さまだけでなくご主人の意見も積極的に反映されている。
「薪割りや植栽などやること満載だけど、子どもや親も巻き込んで楽しんでます」とご主人。まるで大きなクラフト作品づくりを楽しんでいるかのような、無邪気な笑顔が心に残った。
(ナガノの家 2018年秋・冬号 vol.10掲載)