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塩尻市 / Y邸 / 夫婦、長男、次男
「クラフト好きなんですよ」というご主人は、ものづくり作家が手掛けた家具や雑貨に目がない。インテリア雑貨の話題になると、自然と語り口も熱くなる。デザイン性と使いよさを併せ持つ、丁寧につくられたものに惹かれるという。
そんなYさんが家づくりを考え始めたのはご主人の実家の隣地が分譲されたのがきっかけ。仕事のタイミングとも合い、「今しかない」と決断したという。その後見学に訪れたのが小林創建のモデルハウスだった。「イメージしやすかったんです。モデルハウスで見て気に入ったデザインをそのまま活かしたいと思いました。ゼロから考えるとなると、途中でブレることもありますからね」とご主人。「ガラス欄間付きのドアや塗り壁の仕上げなど、質の高いものが標準仕様だったことも決め手でした」と振り返る。
「回遊性のある動線にもこだわりました。子どもたちもぐるぐる走りまわってのびのびしていますよ」と奥さま。収納量を増やすために棚を工夫するなど、要望の上をいく提案も嬉しかったという。
新居には、デンマーク製のヴィンテージ家具が置かれている。家具店で見つけて完成まで取り置いてもらい、「設計の方にここにこの家具を置きたいと伝えて設計してもらったんです」と、家と家具の馴染み良さに、ご主人も満足げだ。家具やクラフト雑貨など、お気に入りのものに囲まれた住まいは小林創建が手掛けた庭とのバランスも良く、調った美しさが際立つ。デザイン性と使いよさを併せ持ち、丁寧につくられたY邸。これからも愛着をもって住み継がれていくだろう。(ナガノの家 Vol.12 2019年秋・冬号掲載掲載)