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松本市 / 飯島邸 / 夫婦2人
事業を営む飯島さんの住まいは、交通量の多い道路ぎわで、松本市街地からも遠くない場所にある。親、そして子どもたちと過ごした思い出が詰まった家は、5年前の松本地震でも被害なし。「古いですが丈夫な構造が幸いしました。予算内で最大限満足できる住まいにしたかったので、まだ元気な今こそとリフォームを決意しました」とご主人。センスが自分たちの思いに近く、一緒になってプラン作成に挑戦してくれた小林創建を選んだ。
「他社では『ここまでしかできない』というところも、『やってみましょう』と言ってくれた。限界を超えようとするチャレンジ精神に感激しましたね」。設計・工事に時間をかけたくなかった飯島さんご夫妻。休日のたびに打ち合わせを行い、工事中もこまめに現場へ足を運んだ。「わがままを聞いてもらい計画変更にも応じて
くれました。壊してみないとわからないと言われていた部分は実施に見て納得できたり。また、職人さんと直接話し、こちらの思いをくみ取ってく
れたことも嬉しかったですね」。
問題のない構造自体は変えることなく、予算的にもメリハリをつけてこだわりを実現した全室リフォームが完成した。
もともとの構造は洋風型の飯島さん宅。そこに“和”を入れたいというのがご夫妻の希望だった。「目に入るものはすっきりシンプルに。ストレスを感じない空間にしたかったんですね」。材質にもこだわり、大谷石、麻の布、ヒノキや松、そして漆といった天然の素材を、ここぞというポイントに使った。その材料のほとんどが、ご主人自ら探し回って手に入れた納得の品物。「自分の目で選んだいいものに囲まれて暮らすって、贅沢でしょう」と嬉しそうだ。
実は飯島さんの奥さまは、ネイチャーガイドとして、県内外の山や高原を1年中飛び回っている。ご主人も山が好きと言い、ともに自然を愛するおふたり。家の至る所に飾られた写真や絵、花木のしつらえなどは、春夏秋冬で毎回入れ替えると聞いて驚いた。「リフォーム後初めての冬ですが、以前と違って暖かく過ご
せています。家がよくなったので、庭にももっと手を入れて楽しみたい」。大満足のリフォームが終わり、ご夫妻はもう次のプランを思い描いている。(ナガノの家 2017年春夏号 vol.7掲載掲載)