塩尻市 ／ 塩尻市／Ｕ邸 ／ 夫、妻、長男、長女

将来の姿を見据えた シンプルな平屋の子育て住宅

不安だった資金計画など親身に応じてもらったことで、
本当に住みたい家を導き出したＵさんご夫妻。
将来の姿を見据えた居心地のいい住まいが完成した――。

　塩尻市の郊外にある緑豊かな計画地。子ども達の成長に伴って土地探しを始めたところ、奥さまの祖父の畑だった土地を譲り受けることになった。「将来的には夫婦で暮らす家なので、２階建てでなくてもいいかな」と平屋を希望したご主人。土地を最大限に活かした住まいである。
　実は他社での契約が決まっていたのだが、通勤途中に見かけた英設計の新築物件が気になって完成見学会へ参加。「木の温もり溢れる平屋の建物がすっかり気に入ってしまって。でも、お金のことが心配でした」とご主人。しかし、同社の「オープンシステムが後押ししてくれた」という。オープンシステムとは、施主が施工や内装、配管などの工事業者と個々に契約を結ぶことで、どの業者にいくら支払うのかが明確に分かる仕組み。契約時には各業者の担当者と顔合わせができ、互いの信頼関係も生まれる。「資金計画の丁寧な説明や、会話を大切に『どんな暮らしをしたいか？』をしっかりとヒアリングしてもらい、自分たちが本当に住みたい家も明確になりました」とご夫妻は振り返る。
　家族の生活を一番に、勾配天井で大空間のＬＤＫや室内干しのできるサンルームなど、使いやすさを優先した間取り。家をすっぽり覆うような吹き込み断熱と高断熱樹脂サッシで断熱性を高め、木の温もりに包まれた理想の家を実現した。（ナガノの家　2017年秋・冬号　vol.8掲載）