松本市

将来への耐久性と少ない光熱費を見据えたパッシブ設計の住まい

「暖かく、耐震性の高い建物であってほしい。」
「耐久性にもこだわった、住まいをつくりたい。」
シンプルで当たり前のことだが、将来を見据えて考えると、
あらためて、大切なことです。

暮らしの根源に必要な要望をまっすぐにとらえ、
建て主のライフスタイルに寄り添って設計させていただきました。

大きな窓を取りつつも、高い断熱性能を保ちつつ、
冬には暖かい日差しをたくさんに取り込みます。
吹抜けは、家の中で暖かい空気を拡散してくれる役割を果たします。
室内の温度ムラを少なくして、光熱費を抑える設計の工夫です。

コンパクトな敷地を最大限活かした設計としながら、
建物の性能をしっかりと確保して、
細部にわたり、将来のライフスタイルを見据えた設計とさせていただきました。

建物の断熱性能は、北海道基準に迫る性能値。
耐震性能は、国内最高等級を確保しました。

太陽光パネルの量に頼らず、ゼロエネルギー住宅を実現するパッシブ設計。
10kWも載せなくても性能を確保し、光熱費の削減を実現した住まいです。

・キッチンのパントリーは充実の広さ
・雨の日でも洗濯物が干せるサンルームと2階ホール
・2階ホールもリビングからの視線を考慮した建具を配置
・玄関には、手摺や寄りかかりやすい棚を設置
・駐車場から、玄関へは雨に当たりにくい大きな庇を配置

＜断熱性能＞
・Ｕａ値＝0.47（Ｗ/㎡・Ｋ）
・Ｃ値　＝0.2　（建物の気密・隙間性能）
・耐震等級３（認定長期優良住宅　取得）
・太陽光パネル（10ｋW未満）