飯田市 ／ 小川邸 ／ 夫、妻、長男

機能性の向上と合わせて暮らしやすい空間を実現

　ふたりでの暮らしが始まったことを機にリフォームを決意した小川さん夫妻。ご主人は、現在住まいる工房の大工として活躍中。そのため今回は、担当者と施主が力を合わせてリフォームを進めていった。
　築28年になる住まいの最大の悩みは湿気とカビ。「根本的に改善する必要があった」ということで、布基礎からベタ基礎に改修。床下全面にコンクリートを施し、地面から上がってくる湿気を防いだ。さらに、冬の寒さを解消するために窓を断熱サッシに入れ替え、断熱材も充填。より快適な空間をつくり出した。
　「せっかくなら雰囲気も一新させたかった」というご主人はデザイン性も重視。リビングの小上がりの畳スペースに掘りごたつを設けたり、一部の壁をアクセントウォールに張り替えたり。モダンな雰囲気に統一させることで「快適でイメージ通りの暮らしが手に入りました」と語るご夫妻。夫婦の新たな暮らしに寄り添う幸せな住まいが完成した。
※リフォーム面積60.45㎡（18.29坪）（ナガノの家リフォームリノベーション2017-2018 vol.1掲載）