岡谷市 ／ F邸 ／ 夫、妻、長男、長女

高断熱＆省エネ仕様で敷地の傾斜を巧みに活用

ご主人の実家敷地内に建つ築約40年の平屋で暮らしていたFさん。建て替えに踏み切ったのは、冬の寒さに耐えかねてとのこと。住宅展示場を訪れたり、ハウスメーカーに相談したりと、理想の住まいの実現に奔走する中で出会ったのが、諏訪・伊那・松本エリアで高性能住宅を手掛ける「岩村建設株式会社」だった。

実績ある地元ビルダーゆえ、地域特有の気候に対応した家づくりに特化。過去ご夫妻が相談しても他社ではなかなか耳を傾けてもらえなかったという要望に対しても、熱心かつ丁寧に応えてくれたのだとか。「真冬でも暖かい住まいにしたい、できれば傾斜地を利用したいというのがまず第一にありました」。傾斜地の活用については、ご主人が「叶ったらいいな」と前々から考えていたという半地下収納を実現。性能面は、岩村建設が手掛ける「安心子育て＆家事楽々」をテーマにしたコンセプト住宅「hauska talo（ハウスカ タロ）」がピタリと当てはまっていたため、標準仕様をフルスペックで導入した。

間取りは家族で過ごす時間を楽しめるような生活動線を考えた。収納スペースは適切な広さを暮らしの中で必要な場所に設け、愛着が持てるデザインを家全体に取り入れた。

「予算内でほとんどの希望を叶えていただきました。予想以上に素晴らしい仕上がりで、まだ実感が湧きません」と、奥さま。これから四季を通じての快適さを体感すれば、あらためて理想の新居で暮らす幸せを実感するだろう。
（ナガノの家　2018年春・夏号　vol.9掲載掲載）