有限会社新井建築 (駒ヶ根市)

豊丘村 / K邸 / 夫、妻、長女、次女

寒暑に応じて性能が変化 室内温度を一定に保つ家

以前は松本市のアパートに暮らしていたKさんファミリー。ご主人の実家がある下伊那郡に引っ越すことになった際「松本同様に冬は寒いので、廊下が少なくて暖かい家にしたかったんです」と奥さまが強く希望。そこで大工でもある奥さまのお父さまから紹介してもらったのが「有限会社新井建築」。依頼の決め手となったのは、外熱・気密構造を採用した木造の家「ソーラーサーキット工法」だったそう。冬は断熱と気密構造による保湿性、夏は断熱と通気構造による遮熱・排熱性で室内の温度をコントロールできるので、「朝から晩まで室内の温度が変わらなくて快適です」と奥さまも大満足の様子。

間取りについては「新築を考え始めた頃に、L字型のLDKにアイランドキッチンが配された家を見かけて。家事動線がスムーズでいいなと思ったんです」とご主人。建設会社に勤めているご主人が最初に図面を作成し、それを基に新井建築と打ち合わせをした。奥さまの家事のしやすさを第一に考え、家事動線をダイニングからキッチン、洗面脱衣所まで一直線に結んだ。さらに、LDKの柱や壁を最小限におさえることで開放感が生まれ、キッチンに立っていても子どもがピアノを練習する姿が見られるように。

「妻の希望を聞いて、それを反映させるにはどうすればいいのかを常に考えていました」と振り返るご主人。ご夫妻のアイデアが詰まった空間では、子どもたちが元気に遊ぶ声やピアノの音が今日も響き渡り、その快適さを物語っている。
(ナガノの家 2018年春・夏号 vol.9掲載掲載)

「明るい空間にしたかった」という奥さま。LDKをはじめ、家全体は天井から幅木まで白を基調としている。床材はナラ材の無垢フローリング。傷が目立たないという点も考慮して明るい色を選択

詳細データ

  • 予算/3,001~3,500万円
  • 竣工年月/ 2017年 3月
  • 所在地/豊丘村
  • エリア/飯伊
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 163.55㎡ ( 49.3坪 )
  • 1F/ 86.12㎡ ( 26.0坪 )
  • 2F/ 77.43㎡ ( 23.3坪 )

平面図

特徴

  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • キッチンにこだわり
  • 吹き抜けあり
  • バリアフリー

企業情報

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