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長野市 / K邸 / 夫、妻、長男、長女、祖父、祖母
「快適でのびのびとした時間を過ごせる住まいをつくりたい」。シック&モダンのコンセプトに基づいた内外観、高気密高断熱の構造、暮らしの楽しさや使い勝手を表現した玄関とLDKなど、K邸の設備と空間はいずれもがこだわり抜いた家だった。
外観には豊かな表情をつくるニチハの大壁工法を採用。白色ベースで、アクセントに金属サイディングを用い、シンプルでありながら高級感を演出している。構造は高気密高断熱を採用し、かつ風通しと採光にもこだわった。ご主人曰く、「この夏に住みはじめたのですが、まず早朝に涼しい空気を取り入れます。その後窓を閉め切ってしまえば、朝の空気がそのまま家中にとどまり、ずっと涼しく快適なんです。この快適さは住んで初めて分かりましたが大正解でした」とのこと。冬がどうなるかもまた楽しみだという。
内部もポイントが満載。広いリビングには壁一面を収納とした造作のTVボードを設置。キッチンには高さを吟味して使いやすさを考慮したシンクを設け、機能性抜群のパントリーも隣接。玄関にはご主人が趣味を満喫できるスペースも確保した。
家づくりを振り返ってご主人は、「理想を叶えるため、とにかく施工会社さんと一緒によく悩みました。あたかもひとつのチームみたいに。それなくしてこの満足と納得はないですね。私たちはすごく幸せでした」。何度も繰り返した施工会社との一喜一憂。それがこの家の充足感をつくりあげ、支えている。(ナガノの家 2014年春夏号 vol.1掲載)