須坂市 ／ N邸 ／ 夫、妻、長女、犬１匹

アメリカンテイスト満載。DIYで余白を楽しむ暮らし

　県外で美容師をしていたご主人が自分の店を構えるタイミングで、出身の長野県へのUターンを決意。「40歳までに家を建てる」と決めていたご主人がひと目惚れしたＢＥＳＳで家づくりをスタートした。

　「土間リビングの写真がかっこよくて、文字通り即決でした」と笑う。また、「広い庭とガレージ、畑もやりたかったし、長野ならではの景色が楽しめることも条件でした」と、暮らしを最大限に楽しめる“土地選び”にもこだわった。「いまの土地は、農地を転用して宅地にしました。周辺は転用できない規格なので、景観が急激に変わることもなく理想通り」と満足気。

　家を建ててからは自宅での時間が増えたそうで、「パイプを使ってアイアン調のランドリー棚を作ったのが最近のお気に入りです。次はトイレを少し変えようかな」と楽しそうに教えてくれた。ウォールステッカーを貼ったり、釘を打ったりと“自分色”に変えていける“余白”もＢＥＳＳの魅力といえる。

　アウトドア好きな仲間達が集まれば、パパッと用意が進んでウッドデッキでＢＢＱが始まる。家の中からハンモックを持ち出してのんびり、なんていうことも日常の風景だ。「どこにいても楽しい雰囲気が共有できる、仲間が集まる理想の家」というご夫妻の言葉通り、室内にも庭にも楽しそうな笑顔が溢れていた。
（ナガノの家　2018年秋・冬号　vol.10掲載）