長野市 ／ K邸 ／ 夫、妻、長女、次女

デザイン性と機能性を兼ね備えた
居心地の良いオープンな空間

黒のスタイリッシュな外観、ガビオン（蛇籠）を取り入れた玄関アプローチ、上質なキッチンなど“大人っぽい佇まいの住宅”というのがK邸の第一印象。でも、滞在しているうちに、ふと気づくことがある。それは、機能的でおしゃれでありながら、誰もが居心地良く過ごせる空間づくり。たとえば、ごろんと横になれる和室や、リビングとつながるウッドデッキ、階段下にある「秘密基地」のようなフリースペースなど、大人も子どもものびのびと、ありのまま過ごせる工夫がK邸の魅力をより一層高めている。

松澤工務店との家づくりは「楽しくてもう一回やりたいぐらい」と奥さまがいうほど充実。吹き抜けやスキップフロアといった間取りのリクエストはもちろん、敷居の幅や照明の位置など、細かなところまで具体的に要望を伝えた。Kさんは「松澤工務店さんで良かったです。現場で大工さんとも打ち合わせし、図面だけではわからない細かいところまで、私たちの希望を叶えてもらいました」と地域の工務店ならではの価値を話してくれた。

「どんな小さなことでも気になったことは言ってください」という松澤工務店の心遣いもあり、Kさん夫妻は「なんでも相談しやすい点も良かった」と笑顔。住み手を尊重し、コミュニケーションを丁寧にする、それが満足度の高い家づくりにつながっていることは、K邸のデザインや居心地の良さにも表れている。「これから庭には芝生やヤシの木を植える予定です」とご主人。K邸での暮らしがますます楽しく、色濃いものになっていくだろう。
（ナガノの家　Vol.18　2022年 秋･冬号掲載掲載）