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中野市 / I邸 / 夫、妻、長男
「お互いの実家に近くて安心」と、先に土地を決めてから始まったIさんご夫妻の家づくり。企業選びを始めてから一年で、5、6社ほどを検討したという。「中でも一番気になったのは、雑誌で見かけたトレスホームズさん」とご主人。実例から伝わる“手づくり感”に惹かれ、家族で見学会に参加し、住まい手の希望に添った丁寧なつくりを見て「やっぱりまかせるならココ」と確信したという。
今後何十年も暮らすことを考え、相談を重ねたIさん。「子どもが大きくなってからの生活を考えると、なるべく平屋に近い間取りがいいかなと。“リビングの横に寝室”という間取りも、生活の動線を考えたら“あり”でした」と、奥さまも納得のプランができあがった。
「理想の色がなかなか見つからない…」というフローリングの塗装は、社長からの提案を受け、柿渋を採用。「年とともに深みが出て、木の色の変化を楽しめるのがポイント。どんな色になっていくのかな」と奥さまの楽しげな話し声が響く。「僕の希望は大きな吹き抜け。ほかのことはほとんど妻が勉強してくれたのでおまかせ(笑)」と話すご主人。キッチンや壁紙、照明器具など、随所に奥さまのセンスが取り入れられている。
さらに、窓にはトリプルガラスを使用し、国の省エネ基準を上回る“低炭素住宅”の認定を受けるなど、性能の高さも家族の快適な暮らしを後押し。重ねる年月や子どもの成長とともに素敵な思い出を刻んでいく、先々までを見越した“心地いい我が家”が完成した。
(ナガノの家 2018年秋・冬号 vol.10掲載)