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長野市 / 早川邸 / 夫、妻、長女、長男、犬1匹
以前は隣に建つご主人の祖父の家で暮らしていた早川さんご家族。「昔の家で気密性が悪く、家賃分ほどの光熱費が掛かってしまうのが悩みでした」とご主人。いずれ建てるのならば、と家づくりを決意したそうだ。
とはいえ、膨大な情報や展示場の数に、「何から始めたら」…と悩む日々。そこで「まずは家族の暮らしを見つめ直すことからスタートしよう」と方向転換。生活に欠かせないものや、変化しているであろう家族の生活を5年ごと、60年先まで書き出し、約1カ月かけて自分たちの家づくりに必要な要素を整理した。その冊子を何社かに渡して、自分たちに合う提案をしてくれる企業を探そうと再スタート。「正直、細かい要望にいい顔をしない会社もありましたが、トレスホームズさんは冊子を全部読んだうえで家のイメージを描いてくれて。その時点で“ここしかないな”って思いました」と奥さまは話す。
愛犬とともに家族で集える薪ストーブのある土間リビング、ひと味違う家にすべくアイデアを絞った仕掛け扉、無駄のない洗濯動線を叶えた間取り、早川邸にはご夫妻のこだわりと生活動線の工夫がたくさん詰まっている。「トレスホームズの社長も面白いことが好きな人で、無理なお願いを楽しみながら叶えていただけました」とご主人。これから楽しみたいことを伺うと、「いまだに付けたり外したり、我が家は進化し続けているんですよ。これから階段下をボルダリングにしようかな」。どんどんと違った表情を見せていく早川邸が、非常に楽しみだ。
(ナガノの家 Vol.14 2020年秋・冬号掲載)