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信濃町 / K邸 / 夫、妻、長男
家づくりを始める前にご主人が行ったのは、“叶えたいこと”のリスト化。「A4の紙に3~4枚、100項目以上ありました。それを見せるとどの会社さんも困惑顔で…。唯一、まじめに聞いてくれたのがトレスホームズさんでした」と話すご主人。リストにあった断熱性などの性能面について、熱量を持って詳しく説明する鹿島社長の姿勢も決め手となった。
“叶えたいこと”を実現するため、ネットで探した実践例を参考に解決案を模索。間取りは特に吟味を重ね、ご主人が図面を描き奥さまに提案した回数は数えきれない。何百回と夫婦間で話し合ったプランをトレスホームズに渡し、プロならではの意見を取り入れて修正を加え、ようやくこの住まいができあがった。
家族がくつろぐ1階は、シンプルで自然素材たっぷり。ご主人が選んだモキ製作所の薪ストーブ周りには自然な風合いが魅力の大谷石を張り、床はカバザクラ、天井の一部には信濃町産のスギ板を張っている。奥さまが好きなミナペルホネンのフックやファブリックパネル、イッタラのオブジェなど、随所にあしらったお気に入りが、程よいアクセントだ。
整理整頓好きのご主人は、収納にもこだわりが。「手持ちの物のサイズや『どこで何を使うか』を調べ、使う場所と物に合わせて収納を設けました」と、適所に適量の収納が備わっている。住みやすさを追求し、今も収納に手を加えたりスマート家電の導入などに余念がないご夫妻。“叶えたいこと”をクリアするたび、我が家がますます快適に進化していく。(ナガノの家 Vol.18 2022年 秋・冬号掲載掲載)