長野市 ／ Y邸 ／ 夫、妻、長男、長女

家族の休日をワクワクさせる 屋外リビングのある家

漆黒のサイディングに、木調の塀とバルコニーが映えるＹ邸。外観でまず目を引くのが、南面中央の凹み。ここは塀でほどよく囲まれたプライベート感ある中庭になっていて、どこかワクワクする雰囲気を持っている。「子どもの遊び場としてはもちろん、バーベキューをしたり、スノボの手入れをしたり、日々活用していますね」と、Ｙさんご夫妻もお気に入りのスペースだ。

新築にあたり、20社ものビルダーを検討してきたＹさん。ハーバーハウスはデザイン住宅に定評があるが、決定打となったのは「災害に強い家」という点だ。「きっかけは昨年の台風被災地でのボランティア経験。犀川から近い土地柄もあって防災を強く意識したんです」と話すご主人。基礎高のアップなど、同社からの具体的な提案に頼もしさを感じた。「建築現場もたくさん見せてもらいましたが、梁や支柱の量の多さなどから耐震性の高さも実感することができました」。

また、共働きで忙しいご夫妻のために家事効率にも配慮。自動掃除機が動きやすいよう床に段差を付けず、システムキッチンには鍋まで入る大型のミーレ食洗機を導入。日光が降り注ぐ２階南面の中央には物干し専用のサンルームを設け、洗濯家事のストレスからも解放された。

「工事費アップにつながる依頼でも常にバランスを見て提案してくださったので、予算にがんじがらめにならずに楽しい家づくりが叶いました」とご夫妻。家族の安心と快適、そしてワクワクを備えた住まいに、今日も楽し気な笑い声が響き渡る。（ナガノの家　Vol.15　2021年 春･夏号掲載）