長野市 ／ K邸 ／ 夫、妻、長女、猫1匹

みんなが集う明るい空間
重視したのは“遊べる家”

長女の小学校入学前までには…と、新築を検討していたKさん。「クリスマスやひな祭りに親族を呼んだり、休日は友だちが集まったり。楽しく過ごせる家が理想でした」と話すご夫妻は、広いリビングと木の温もりを第一優先に考えていた。アウトドアやスポーツ好きなご主人は「家の中でも外でも、大人も子どもも遊べる工夫を詰め込みたい」という希望も。長野市内で土地を探しながら雑誌で目にした企業や展示場を訪ね、時間をかけてプランを練っていった。

ハーバーハウスにした決め手は、自由設計でありながら完成までの見通しがわかりやすく、段取りに安心感を持てたこと。「見積もりがわかりやすかったので、削れるところはシンプルにして、ホームシアターなどこだわりたい部分に注力できたのも大満足」と振り返る奥さま。立地的に日当たりが一番の心配だったが、窓の位置や大きさでカバー。日中は家のどこにいても自然光だけで過ごせるほど、光あふれる設計だ。「夜になるとリビングの高窓から星空が、朝になると主寝室からアルプスが望めます」と眺望も楽しんでいる。

暮らし始めてから実感しているのは、気密・断熱性の高さだという。「冬の朝、寝室から誰もいない1階に降りてきてもヒヤッとしないのにびっくり。ほんのり残る温もりに、性能の高さを実感しました」と奥さま。室内では真冬でも薄着で過ごしていたといい、「これから来る夏の暑さも心配なさそう」と笑うご夫妻。快適さと遊び心が詰まった我が家に、今日も笑い声が響いている。
（ナガノの家　Vol.16　2021年 秋･冬号掲載）