長野市 ／ K邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人

濃淡をつけたグレーで統一　暖炉のあるスタイリッシュな家

住宅街でも日差したっぷり　吹き抜けのスキップフロア 住宅密集地であっても人目が気にならないよう１階は高窓をデザイン的に並べ、吹き抜けに大きな窓を設けたＫ邸。「ハーバーハウスのどの家を見ても違う雰囲気で、住まい手の希望に寄り添ってくれている... [もっと読む]のがいいなと思いました」とご主人。建築家に直接、自分たちの希望を伝えられることにも魅力を感じ、土地の購入から相談に乗ってもらったという。 　「遊び心を感じる住まいにしたい」。そんな奥さまの願いを叶えたのがスキップフロアだ。床の高さを変えることで視線を横にも縦にも伸ばし、開放感ある空間をつくり上げた。客間にもできる和室という要望に応えたのはアールの下がり壁でゆるく仕切った小下がりの和室。「床を下げたことで大人が立って歩ける天井高になり、ロールカーテンを閉めれば個室にもなるんです」と奥さまも納得の様子。内装はグレーをベースに天井を白、窓枠や手摺りに黒を差し込むなど「カッコよさ」を感じる色でコーディネート。キッチンにブルーのクロスを使うことで柔らかい印象も差し込んだ。 　アウトドア好きのご夫妻。ガレージにはたくさんあるキャンプグッズをしまえるよう可動式の棚を取り付け、バイクのメンテナンススペースも確保。さらに自宅で気軽にバーベキューを楽しみたいと、リビングの一部を土間にしてタイルテラスとつなげた。「奥行きもあるので使い勝手の良いテラスになりました。早くバーベキューをしたいですね」とご主人。庭づくりもこれからと、さらなる楽しみ方を模索していた。（ナガノの家vol.22（2024年秋冬号）掲載）