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小谷村 / T邸 / 夫、妻、長女、次女
寒さが厳しい小谷村に住むTさんご夫妻。「暖かい家を建てたい」と、五十嵐木材に相談した。同社は県内で「FPの家」をいち早く取り入れ、寒さ対策に長年取り組んで来た地元ビルダー。「FPの家」は、オリジナルのFPウレタン断熱パネルでつくる、高断熱・高気密の住まいだ。
ご主人がこの新居の実力を実感したのは、ある朝のこと。「暖房を入れるほどじゃないな…と思い、暖房は付けずパーカーを羽織って身支度。そのまま外に出ると、とてつもなく寒かったんです。車の窓ガラスが凍りついていました」。家の中は暖房無しなのに、氷点下の寒さに気が付かなかったというから驚き。断熱・気密性の両方に優れたFPウレタン断熱パネルの真価が、T邸でも存分に発揮されている証拠だ。
インテリアは、シャビー感のあるカラーリングがテーマに。リビングは奥さまが希望した木目が美しいホワイト塗装の床材を基調に、クロスはブルーグリーンを合わせて爽やかでお洒落な空間に仕上げた。一方、リビング奥の小上がりの客間は、白×グレーの琉球畳やダークグレーの引き戸といった濃い目のカラーをプラス。色使いでさりげなく空間が分けられている。機能性もデザインも予想以上の仕上がりに大満足のご夫妻。「これからの冬本番ががぜん楽しみ」と笑顔がこぼれた。
(ナガノの家 Vol.13 2020年 春・夏号掲載)