長野市 ／ H邸 ／ 夫、妻

空間を立体的に活用 心地よい1.5階リビング

◯KEY POINT◯
スキップフロア構造
1.5階の開放感あるLDK
ガルバ×ウッドデッキ


　６年ほど前、「ＢｉｎＯ」シリーズのカタログを見てスキップフロア構造が気になっていたHさんご夫妻。数年に渡りモデルハウスを見て回り熟考を重ね、ゼンケンホームの扱う規格住宅「ＷＡＶＥ」を選択した。決め手は、周辺環境に左右されにくい1.5階リビングの快適性だ。

　ツートンに貼り分けたガルバリウムの外壁と、木目のウッドデッキのコントラストが美しいＨ邸。空間がゆるやかにつながるスキップフロアは、「ワンフロアのように過ごしたい」という奥さまの希望にぴったりだ。空間を分けつつ視線が届き、どこにいても互いの気配が感じられる。

　規格住宅でありながら、自分たちの暮らしに合わせて臨機応変に対応してもらえるのもよかったところ。0.5階にあたるインサイドストッカーは多目的に使えるようにと、間取りをワンルームに。ゆくゆくは飼うことを検討している愛犬の部屋にする計画もあるそうだ。「見本を90種類ほど取り寄せ、アパートの壁に貼り１週間ほどじっくり眺めて決めました」という壁紙をはじめ、暮らし方や置くものに合わせて個性を加えていく過程も楽しかったと話す。

　２階のセカンドリビングは、「床座スタイルでくつろぎたいと希望した夫お気に入りのスペースになりそう」と奥さま。新しい暮らしにイメージを膨らませていた。
（ナガノの家　Vol.16　2021年秋･冬号掲載掲載）