長野市
BinO北信/ゼンケンホーム(イコシア 株式会社)
BinO北信/ゼンケンホーム(イコシア 株式会社) (長野市)
小布施町 / 奥村邸 / 夫、妻
家づくりのきっかけを聞くと、「長いコロナ禍、おうち時間を楽しめる環境が大事と痛感したから」と奥村さんご夫妻。アパートにこもる時間を辛く感じるようになり、「楽しく過ごせる住まいを」と計画をスタートさせた。イメージしたのは、2階にリビングがあり、プライバシーの保たれたバルコニーのある家。「せっかくならいろんな楽しみ方がある家がいいなって。ありきたりでなく、特別感を味わえる家を探しました」という。そんな中で出会ったのがゼンケンホーム。2階LDKで広いバルコニーのある規格住宅を紹介されたとたん、「これだ!」と確信した。希望する間取りの使用感を確認したいと、東京のBinO加盟店のモデルハウスを訪れるなど準備を重ね、納得して家づくりを進めることになった。
まずこだわったのは開放感。階段や袖壁などはできるだけオープンにして、屋内が一体となるように心がけた。また、愛着ある住まいにしたいと、木部のほぼすべてをセルフ塗装しようと決断。休日だけでなく仕事終わりにも現場に通い、進捗を見ながら柱や梁、造作家具や階段、床など、あらゆる塗装を施した。「特に梁は大変でした」とご夫妻。「細部にまでこだわりたかったので、調べたり決断したりしながら現場通い。仕事以外の全時間を家に注ぎました」と笑う。
明確なイメージを持ち、自ら手を動かしながら理想を叶えたご夫妻。「早く友人を招いて、念願のおうち時間を楽しみたい」と笑顔いっぱいに話してくれた。(ナガノの家 Vol.20 2023年秋冬号掲載)