Archi Airs -アーキエアーズ- /株式会社アルプスピアホーム(APHグループ) (長野市)
☎0120-302-823
松本市 / B邸 / 夫、妻、長男、次男、三男
信州の建材を使い、高い性能とデザイン性を持つ永く愛される住まいを提案する“Archi Airs ―アーキエアーズ―”。2年前、長野市に誕生した同社のモデルハウスとの出会いから、ご夫妻の家づくりは始まった。
建築家の石田伸一氏を交えての最初の打ち合わせでは「他にはない、オリジナリティのある住まい」という希望を伝えたご夫妻。しかしそれにとどまらず、潜在的なニーズを探るために家族構成や日々のルーティンなど、暮らし方の細部までヒアリングしてもらったという。その後提案されたプランは、期待通りの高いデザイン性に家事のしやすさが盛り込ま
れ、「想像を上回るものでした」とご夫妻。まず印象的なのは、根羽スギを方角で張り方を変え、表情豊かに仕上げた外観。上質さと開放感を備えたLDKはチークの無垢床や板張り天井などで仕上げられ、木の温もりに心が和む。
家事・育児への工夫について、「ほとんど希望は伝えていないのに、本当に使いやすくて便利なんです」と奥さま。玄関ホールと水回りを直線でつなげて玄関から直行できるようにしたのは、「外で遊んできた子どもたちを温かく迎える場になるように」という建築家の思いから。広々としたワークトップのキッチンは、料理だけでなく多目的に使える場所に。ストレスフリーな家事と子育てを実現する工夫が、随所に盛り込まれている。
引っ越しから約2年経ち、使い込まれた無垢床はあめ色の光沢を放って美しさを増している。成長する家族とともに、より魅力的に変貌を遂げていくはずだ。
(ナガノの家Vol.19(2023春夏号)掲載)
真ん中に吹き抜けを持つLDKは、雲 のように浮かぶ軽やかな階段が印象的。 その間を縫うように、玄関から注ぐ自然 光がパーケット張りの床をやさしく照らす。下がり天井を彩るレッドシダーと相まって、木の温もりに満ちた落ち着きある空間