阿智村／夫、妻、長女、夫の母、猫1匹

各部屋が区切られた暗い家から　明るく開放的なLDKを備えた家へ

今まで住んでいた離れから母屋へ移ることとなり、リフォームを考え始めたご夫妻。評判や実績、さらに知り合いが実際に建てたという縁から、U建築への依頼を決めた。

最も大きな変化は、ダイニングキッチンと応接室をつなげてＬＤＫ化したこと。以前は個々に仕切られて暗かったが、天然木の床と白い壁、天窓から注ぐ光で明るく開放的に仕上がった。「今まで暮らしていたスタイルとの違和感がなく快適」とご夫妻は話す。

逆に、残したいものはできるだけ活用。広縁を巡らせた古風な和室は、必要な修繕は施しつつ床の間や欄間などは丁寧に残した。２階のサンルームは一度解体し、屋根工事の後再び構築するなどのひと手間もプラス。住み心地を追求しながらも大切な思い出は未来へつなぐ、理想の住まいが完成した。（ナガノの家　リフォーム・リノベーションVol.5掲載）