飯田市／ Y邸／夫婦2人

水回りのない離れの和室から民泊にも対応できる和洋空間へ

学生や観光客の農業体験を引き受ける中で民泊の受け入れ相談を受けたYさん。Yさんの祖父母が建てた離れをリフォームして民泊施設にしようと思いつき、U建築に相談に訪れた。細かな要望に応えてくれた担当・藤井さんのプランをベースに計画がスタート。「民泊用ということでどういう間取りにするか悩んだ」という藤井さんだったが、予算も考慮して間取りのアレンジは最小限に。外国人客も想定して和室を残し、給排水工事をして水回りを新設。Yさんが自身で調達した木材を違和感なく取り込み、断熱改修も最新の基準に合わせてしっかり施工。「民泊の利用がないときも地域の皆さまに使ってもらえば」とYさん。奥さまは「季節ごとにリースや花を飾っていきたい」と続ける。誰にとっても居心地のいいゲストスペースができあがった（ナガノの家リフォームリノベーションVol.7掲載）