小諸市 ／ Y邸 ／ 夫、妻、夫の父、夫の母

つかず離れずストレスなし 二世帯が快適に暮らせる家

　結婚を機に、ご主人の実家を二世帯住宅へと建て替えたYさんご一家。当初から二世帯を予定していたため、専門店であるトモニハウスの他、２社ほど比較検討したという。「二世帯はどうしてもコストがかかるので、防音や安全を考えた設備が標準仕様なのは大きなメリット。結果、性能・金額面ともに納得できたのがトモニハウスさんでした」と話す。
　助け合いつつもそれぞれのプライバシーは確保したいと、共有スペースは玄関とお風呂のみのスタイル。理想的だった展示場の間取りをベースに計画が進められた。「夕食は両親と一緒が多いから」と、１階LDKを家族が集うメインルームにして十分な広さを確保。キッチンは大容量収納も備え、大人数の食事の準備もスムーズだ。落ち着きを演出する木目の下がり天井や、並んで使える造作の洗面化粧台など、誰もが快適に過ごすための工夫が随所に。さらにご両親が過ごす１階は完全バリアフリーでトイレは車椅子でも入れる広さを確保するなど、「長く安心して暮らせることにこだわりました」と話す。
　依頼先選びから間取り、インテリアに至るまで、Yさんご夫妻にすべてをまかせてくれたというご両親。住み始めてまもなく１年だが「こんな立派な家を建ててもらって幸せ」と、ことあるごとに感謝の言葉を伝えてくれるという。「この先ライフスタイルや生活リズムが変わっても、この家ならきっと大丈夫。お互いが干渉しすぎず心地よく過ごせる、そんな未来が想像できます」と話すご夫妻の笑顔は輝いていた。（ナガノの家Vol.20（2023秋冬号）掲載）