中野市 ／ Ｙ邸

ほど良く自由にハッピーに ３世代で暮らす二世帯住宅

Yさんご夫妻とお子さま、そしてご主人のお母さまの３世代が暮らす新しい住まいは、白を基調とした北欧風のモダンな空間。隣町のアパートで生活していたご夫妻、同居を前提にご主人のご実家を建て替えようと動き出したのは３年前。長らくお母さまがひとりでご実家に暮らしていたことから、建物の老朽化を鑑み、施工会社を探すことにした。大手ハウスメーカー４社に相談し、最終的にアルプスピアホームの二世帯住宅専門ブランド・トモニハウスに依頼を決めた。「担当の月岡さんは営業的な圧を一切感じさせないうえ、疑問への回答がスピーディーで信頼がおけました。コスト面が明朗という安心感も大きかったですね」とご主人は振り返る。
　二世帯住宅専門店の同社では、世帯間で共有するスペースの割合によって４つのスタイルを展開。Yさんご一家が選択したのは、玄関や浴室だけでなく、リビングやキッチンもシェアするタイプ。フルタイムで働くお母さまと若世帯との生活リズムは今のところ別々だが、「私の育休が終わって仕事
復帰した後の暮らしを考え、コミュニケーションが取りやすいスタイルを希望しました」と奥さまは話す。
　２階はご夫妻とお子さまが主に使用。お母さまの個室はLDKと隣接させているが、壁ではなく引き戸で空間を分けている。「普段は基本的にオープン。お義母さんがいる時は子どもを見守ってくれて助かります」と奥さま。部屋中を歩き回るお子さまの楽しそうな姿が、ベストな距離感の二世帯暮らしを物語っていた。（ナガノの家 vol.22 （2024秋冬号）掲載）