須坂市 ／ I邸 ／ 夫、妻

自然素材が心地よい 中庭を囲んで集う心安らぐ家

須坂市の閑静な住宅街にあるI邸は、「早いうちに家を建てた方がメリットが大きいと思って」と、結婚2年目のご夫妻が代々の土地を受け継ぎ新築したもの。依頼先は、ご主人の妹さんの住まいをリフォームした松澤建設に。同社の専務・松澤雄太さんの自宅を見学した際、木がふんだんに使われていながらシンプルでモダンな空間デザインに、ご夫妻の心はときめいたんだとか。さらに、通気断熱WB工法の快適さを体感するため「WBvillage」へ訪問。実際に「WBHOUSE」に住んでいるオーナーから体験談を聞き、その性能についても納得したうえで同工法の採用を決めた。

「土間や和室、玄関脇の洗面台がほしい」といったオーダーから、同社と何度も打ち合わせを重ね、最終的にふたりが選んだのが現在の間取りだ。ご夫妻の話を聞いていると、構造やインテリアへのこだわりに加え、コストを抑えるための工夫についても、同社から惜しみなくアイデアが出され、丁寧につくられた家であることが感じられた。

同社のプランニング力とWB工法の採用により快適な空間に仕上がったI邸。「匂いがこもらず、木の香りも楽しめて、自然素材の魅力を毎日感じています」と、にっこりと微笑むご夫妻。誰もが集いたくなる心も身体もホッとする心地いい住まいが完成した。（ナガノの家　Vol.19　2023年 春夏号掲載）