長野市 ／ O様邸 ／ 夫、妻、長男

自然素材でつくる やさしく柔らかなブルーの家

「木の柔らかな風合いや可愛らしい雰囲気に惹かれたんです」と奥さま。妊娠を機に家づくりを考え始めたＯさんご夫妻は、土地探しをしながら家づくりの情報を集める中で、奥さまが“ママンの家”に目を止めたという。素材感や味のあるデザインと、愛らしい中に落ち着きある佇まいにご主人も賛同。ふたりで中村工務店を訪ねてモデルハウスを見学し、迷うことなく同社での家づくりを決めた。


　“ママンの家”はデザインや仕様があらかじめ設定されており、エアコンや照明、カーテンも含むオールインワンだが、好みでアレンジも可能。「我が家はＬＤＫと和室、階段の位置関係にこだわり、キッチンにいれば家中が見渡せるように変更してもらいました」と奥さま。「子どもが小さいので、キッチンにいても階段を上り下りしようとする様子がわかると安心です」。また、「夫婦そろってブルー系が好きなので、外壁やアクセントカラーはブルーに統一しました」とご主人。特に外壁の微妙な色合いは吟味を重ねたという。


　完成した住まいは、つくり手の丁寧な仕事ぶりが見える仕上がり。無垢の床や漆喰の壁、あらわしの梁などの自然素材とこだわりのブルーが相まって、やさしい印象を醸し出す。つくり手と住まい手の思いが込もった我が家は、これからもご家族を温かく包み込んでくれるはずだ。（ナガノの家　Vol.16　2021年 秋･冬号掲載）