松本市 ／ 安喰邸 ／ 夫婦2人＋子ども1人

ひと目惚れしたモダンなデザイン。2方向にオープンなLDKが心地いい。

　ストライプの入った白と土壁調のネイビーで、シックなツートンカラーの外壁。2階の軒からやや斜めに切り込む袖壁。そしてなによりも外観を特徴づけるのは、建物の中央に広いアウトリビングを挟んだが故の、2棟が並んでいるかのような奥行きあるデザイン。安喰さんのお宅は、見る人にインパクトを与える個性的な魅力を放っている。
　この土地を選んだのは、ご主人の勤め先に近く、周辺には小・中・高校、公園、スーパーや銀行などが集まり生活環境が申し分のない立地だったことから。ご夫妻共通の好みである「モダン」にポイントを絞って業者探しをしていたが、外観はもちろん、インテリア全体の雰囲気がとても気に入ったというミサワホームに決めた。「家具ごとトータルコーディネートできるのも魅力でした」とご主人は話す。
　「そして、やっぱりアウトリビングが決め手でしたね」と顔をほころばせる奥さま。この家のシンボルとも言えるスペースはダイニング・キッチンに続いており、3方向をゆるやかに囲まれているため、思いのほか人目は気にならない。プライバシーが守られたもうひとつのリビングだ。「ここでバーベキューなんかしたら最高でしょう！」とこれからの楽しみを思い描くのは、マイホームを手に入れた人の特権でもある。
　3歳の長男も、思う存分走り回れるマイホームにご機嫌。「庭木に水を撒いたりもしてくれて、この家に愛着もひとしおみたい」と奥さま。ふたつのリビングでどんな暮らしが広がるのか、これからますます期待が膨らむ。（ナガノの家　2015年秋冬号　vol.4掲載）