諏訪市 ／ M邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人

こだわるから面白い！ イメージを実現した居心地の良い場所。

　グレー系のスクエアな外観とビルトインカーポートが印象的な両角邸。「『所さんの世田谷ベース』が好きで、東京まで見に行ったこともあるんです」というご主人は、その施工がミサワホームだと知り、業者を決めた。「数社検討してはみたものの、結局はこだわりを実現できるのがミサワホームさんしかありませんでした」。
　こだわりは外観だけにとどまらない。雑多にならないよう配色を計算し、リビングを中心とした２階は建具や床材をブラウン系で統一。１階にはブラック系の床材を使用した。洗面台は指定のカタログに頼らず自らセレクト。担当者に希望を伝え、取り寄せてもらえることになったという。
　両角邸で最も特徴的なのが、ギターやＣＤが並ぶ２.５帖のホビールームだ。コンクリート打ちっ放し風のクロスで遊び心の演出も。趣味のバンドでギター＆ヴォーカルを担当し、月２回ほどライブを行っているご主人。次のライブで演奏される曲は、この居心地の良い場所で誕生したナンバーかもしれない。
　一方の奥さまは、家事に育児にと忙しい日々。そんな奥さまにとって、キッチンから繋がるリビング・ダイニングと洗面や浴室などの水周り、そして大収納の蔵が備わっている２階は、機能性抜群の万能スペース。例えば、「キッチンで食事をつくりながら、蔵から持ち出したおもちゃで遊ぶ娘を見守っていられるだけでなく、洗濯するのも干すのも、すべてを２階でまかなえます」と便利さを実感している。コンパクトだからこそ考え抜かれた、ムダを極力省いた動線が、動き回る主婦にとっては何よりも嬉しい。「毎日ほとんどの時間をこの部屋で過ごしています。ほどよい広さで落ち着くのもいいところですね」と奥さま。これから生まれたばかりの赤ちゃんを育てていく中で、この効率的な空間のメリットをさらに実感していくに違いない。（ナガノの家　2014年春夏号　vol.1掲載）