東建築設計&Co.(東建築設計株式会社) (松本市)

☎0263-87-5919

松本市 / M邸 / 本人、長男、犬1匹

木の風合いを優しく照らす
温かい光が包む和みの家

白い塗り壁と軒天や玄関周りを囲むスギの板張りが映える外装に始まり、タモやクリ、ヨーロピアンオークなど表情豊かな木材の、素朴で控えめな美しさに満たされた内装。さらに金物を使わず、木材と木材を組み合わせて作り上げる伝統工法“木組み”を取り入れるなど、木にこだわったM邸。そんな希望を見事に叶えられたのも「腕のいい職人さんがいたからこそ」としみじみと話すMさん。

玄関を入ると北欧の森を思わせる輸入のアクセントクロスが出迎え、その先のホワイトアッシュの階段を上がると2階のLDKへ。信濃クリの床と、ヒノキの大黒柱の先端へと向かって昇る、幾何学的な形状のナラの天井など木材ごとの質感、勾配天井、フランク・ロイド・ライトのフロア照明「タリアセン」などのこだわりが相まって、開放的で穏やかな空間が広がっている。また、オリジナルの冷暖房付き全館空調を取り入れ、どの部屋も適温で心地良い。

もともと東建築設計の家が好きだったというMさん、理由は木材の個性を活かしたデザインと、職人たちの腕の良さ。それはM邸も同様で、内装はもちろん、建具や家具など細部にも、同社の強みである匠の技が感じられる。また、デッドスペースなどを活かし、適所に置かれた収納を見れば、住み手の側に立ち、暮らし易さを追求していることも一目瞭然だ。大好きな木を活かした理想の我が家。これからは、木の香りに包まれて目覚めた朝に飲む、コーヒーの味も格別に違いない。
(ナガノの家 Vol.18 2022年 秋・冬号掲載掲載)

開放的な2階に設けられたリビング。ヒノキの大黒柱を中心に交差する梁、ナラ材の天井、フロア全体をあたたかい光がつつむ、やわらかな空間

詳細データ

  • 竣工年月/ 2022年 5月
  • 所在地/松本市
  • エリア/松本
  • 階数/1階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 110.13㎡ ( 33.25坪 )
  • 1F/ 52.17㎡ ( 15.75坪 )
  • 2F/ 57.96㎡ ( 17.50坪 )

特徴

  • デザイナーズハウス
  • ガレージあり
  • 地震に強い
  • 狭小・変形敷地
  • 長期優良住宅
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 自然素材
  • 国産・県産素材
  • インテリアにこだわり
  • 吹き抜けあり
  • スキップフロアあり

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